ファーストシリーズは神格化されすぎ。
ハードボイルドと言うより話が暗いだけ。
夢も希望もない。
またストーリー自体も非常にチープで、不二子の昔の男がどうたらなんて
ハードボイルド気取った三文小説にしかなっていない。
雰囲気はいいのだが話が作りこまれておらず、杜撰な旧時代の作品。

結論。「ルパンに傑作は少ない」。
新旧あわせても傑作と呼べるのは
・脱獄のチャンスは一度(文句なし)
・タイムマシンに気をつけろ(矛盾はあるがこれほどルパンの焦りと恐怖を
 描いた作品はない。最後は土壇場まであきらめなかったルパンの逆転勝利。
 しかも魔毛を殺せばできたのにそれをしなかったので魔毛ももう復讐には来ない)
・国境は分かれの顔(これも文句なし)
これくらいか。
あとはカリオストロはなんだかんだいって傑作。これにケチをつけるヤツは
ただ通ぶっているだけ。

元々駄作が多い作品なので新旧関係なく面白い回もあればつまらない回もある。
旧作がそれほど面白いかと思ったらくだらなくてガッカリ。
新ルパンは元々こんなものかと思ってみるのでそれほどは感じない。