>>199
ガンダム放映当時のコミカライズ版でも
宇宙でズゴックが登場してたけどねw

テコンVの興味深いところは
「最初から『人が乗って動かすロボット』と戦う事を前提に作られてる」
っていう部分だと思う。

当時の日本のロボットアニメは敵ロボがコンピューター頭脳なのが多かったけど
テコンVの敵キャラにはテコンドーのライバル・ロバート昭和が操る
「テコンX」はじめ、テコンVと同じ「格闘家の操るロボット」も登場する。
そういった「人間の意思で動く強敵ロボット」と戦う場合に備えて、
テコンと主人公フン(クン)が一体になる格闘モードが搭載されている。
(同一機体に二つのモードがあるというのは、当時としては進んだアイデアかも)

深読みすると、テコンVっていうのは「科学技術を悪用する人間と戦うための
ロボット」だったのかも知れない。
急成長する日本のロボット技術に対する不安や懸念、それが軍事利用されないかという危惧、
そういった日本のロボットヒーローも抱えていた問題を、海の向こうで具現化したものが
テコンVなのかも、とか思えてくる。