ペペロって文部省推薦だけど、

この年になってみると、
ペペロが左、アステコが右寄りの人間なんだよね。

ペペロは理想主義者で、アステコは現実主義者という側面もある。
チチカカじいさんは、議長と言うか、両者の調停役みたいな役どころだけど、
中立ではなく、ペペロ側の意見に賛同していた部分は大きいよね。

今、改めてみると、ペペロの意見より、アステコの意見の方が、
より良い(決して正しいという意味ではなくて)と思えることが多い。

ペペロの意見は、物語だから問題ないというか、
結果的に成功したから良かっただけで、
確率論からいうと、あの場面ではアステコの意見をとった方が良い、
というシュチエーションは多いよね。

まだ左翼傾向が強かった時代背景が感じられるよな。