2016年、平野は幼い頃からずっとライバルとして戦ってきた伊藤が目の前で活躍し
卓球で史上最年少のメダリストとなった
それはリザーブにも入れなかった自分とはあまりにも大きな違いだった
恥ずかしくて悔しくて辛い気持ちを燃料に変えて激しい練習の日々を過ごした
2017年、その努力は身を結んだ
アジア選手権で中国選手に三連勝して優勝
しかし、その後中国の徹底した研究と対策により勝てなくなった平野
2018年は苦しみの連続だった
自信もなくし自分の卓球を見失ったこともあった
もう散々悩んだし試行錯誤してきた
血尿が出るまでラケットを振り回し、血便が出るまで走り込んだ
そしてそれらの努力がようやく実を結びだして自信が戻ってきた
平野がピークを過ぎているというのは間違い
ニュー平野が大活躍するのはこれから