ちょうどアコースティックとバイオリンの話題になっていたので、今年になって
2本とも使ってみたので感想を。
この2本は本当に使ってみると、なぜ特殊素材も入っていないのに高価なのかがわかる。

まず、木材のみのラケットには何枚合板だろうが、打球時に音が一定ではなくスイートスポット
の狭さを感じるものが多い。ちょっとでもラケットの端で打球すると全く弾みが異なる。
しかし、この二本は多球練習などでベストな箇所でない所で打球しても弾んでくれる。
また、打球感についてもカーボンや硬すぎる木材ラケットのような不快感はなく、ラケット全体から
打球感が伝わってくる。

2本とも約90g・ロゼナ両面でつかっているが、アコースティックは良く弾み球掴みも良く、中陣からでも
ドライブで盛り返せる前・中陣用。
バイオリンはアコースティックより柔らかく響かない打球感で、弾みはミートでは6割ぐらい
だが、ドライブを前陣で振ったときは同等の威力で、球掴みがさらによく台上ドライブが面白いように決まる
前陣台上ドライブラケット。ロゼナとグリップカラーがとても合う。

バイオリンは弾まないがドライブではいきなり威力が出て、アコースティックより弧線を描く。
短所はグリップが短く細いし、ラージグリップのようなものがないこと。