『表面座標軸という形でぼくはプレイしているんだけど、台はなくとも見れるからいい。
それで言う。相手が見えなくてもボールは打てるしわかるんだけど、相手を見るべき言い方を
教えてください。フェイントの餌食にしかならないと思うんですが』

相手を見るとね、数種類の手順が見える。
そしてね、フェイントに拒否反応があるのを見ると、大切なことを知らないようだ。

まずプレイしている時の頭脳の話だ。「卓球は走りながらチェスをするようなものだ」という
格言がある。別に将棋でもいいんだけどね。それらと共通する脳仕事がある。
それはね、頭の中で選択肢を言いながらプレイする、ということだ。プロの将棋士は皆そうして駒をうつ。

それをすれば、フェイントもタイミングで選択肢を言っていけば、それほど致命的に受けないし。
ワルドナーのフェイントプレーが華咲いたのも頭の中で選択肢を言うのをしなかった時代だし。
チェスの世界もそうだから、チェスからこういう方法論は生まれたと思う。日本にも将棋があった。

あとね、相手見てプレイする方が、卓球が楽しくなると思うよ。