因みに林業は、場所が良くてもなめてはいけない。
緩やかな斜面を特伐に入ったんだが、死にかけた。
倒した木のワイヤーを外したら、支えにしてた切り株が抜け、
その木が斜面に対して直角に滑りだしたんだよ。下には墓がある。
これはまずいと言う訳で、とっさに下した判断は、身体で木を止めること。
止まるはずなんてないのに、考える暇も無かった為、今思えば馬鹿な判断だった。
当然、止まらず、俺自身も枝に巻き込まれ、斜面を滑って行く。
ここからはスローモーションのように覚えている。
俺を巻き込んだ枝が他の木に当たり、しなった。途端にもの凄い衝撃と共に
耳が聞こえなくなり、呼吸が出来なくなった。枝が割れたんだ。
耳は聞こえなかったが、恐らくは「パン!」という物凄い衝撃音を出していた筈だ。
こうなりゃもうなすがままですよ。気づいたら木は止まっていて、
1つの墓と無縁仏5体が砕け散っていた。
肝心の俺はと言うと、胸にぶっといアザが出来ただけで無傷^^
仏様ありがとおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!
ま、ネタなんですけどね^^