1050303072さん

2023/6/24 9:30

次のいずれかが考えられます。

【離乳期】
歯も生えてきた子猿は母乳以外の食べ物を食べられるようになります。大きな子どもがいつまでも母親の乳房にぶら下がっているわけには行きません。猿の乳離れは一見虐待かと思うほど厳しいことで有名です。

【群れの序列の教育】
猿の群れは厳格な上下関係が存在しています。大人と子どもでは大人が優先なのでうっかり子どもが序列を無視して先にごちそうを食べると大人猿に命に関わる攻撃をされる場合があります。
母猿が子猿の食べ物を横取りしたり乱暴に接する場合、身をもって群れの掟を教えこんでいる場合があります。

【母親の経験不足】
若いメス、特に元ペットだったメス猿は母猿の子育てを知りません。適切なお世話ができなかったり子猿を雑に扱って死なせてしまうこともあります。

【子どもがハイブリッドの場合】
例えばブタオザル(豚のしっぽのように尻尾短め)のメスがカニクイザル(しっぽが長い)と交雑してしっぽの長い子が生まれることがありますが、しっぽの短い他の子は可愛がるのにしっぽの長い子だけ虐待したり木から落として死なせたりすることがあります。
自分と違うしっぽの長い子が嫌いなのか、群れの血統維持や繁殖に支障をきたすためかわかりません。

【そもそも母子ではない】
猿の群れではしばしば「誘拐」が起こります。母猿の隙を狙って子猿を連れ去るのです。さんざん連れ回しろくに世話をしないと子猿が弱ってしまったりします。何らかの理由で子猿に腹を立ててさらうケースもあります。

他にもあるかもしれませんが大体こんなもんでしょうか。