ニホンザルで実験をしました。
マカク研究の参考になるかな…。

フェンス越しに餌をあげられる場所で、
生後8ヶ月の子猿に餌をトルコアイスのようにサッと離してあげなかったのを繰り返しました。
(ホゥ、ホゥと小さく鳴きながら手を伸ばす事を繰り返した)

子猿が諦めて去るギリギリで与えかけましたが、
ぎゅっと餌を指で握りしめて、
子猿と私と、指の力比べをして私が勝ちましたら、
チュルル、ヒュルルと高音で鳴きながら、
(フサオマキザルが餌をもらえなかった時に発していたのと同じ高音)
お母さん猿と1つ上くらいの兄か姉の猿の間に逃げて行ってjiみたいに地面に頭を打ちました。
(拗ねた)
すると、兄か姉の猿が背中を手でさすってあげました。さらに仰向けになって悔しそうにすると、そばにいた母猿が子猿にヨシヨシをしたら、子猿は気持ちが回復し、他の人に餌をもらいに行きました。

以上。私は恐ろしいものを見てしまったような気持ちななりました。