実に日本的な発想だけど、医療崩壊のハードルを上げていれば、医療崩壊は防げるよね。

「情報を合理化して都合の良いように解釈する能力」が要求される局面は多いけれど、それが必要な変化を妨げて、社会や組織の衰退に繫がるケースが多くて、うんざりする。

どうみても破綻している状況をアクロバティックな解釈で問題ないことにして、問題先送りをしているのを至る所で見かける。酔っ払いが、酔っていないと力説して、酒を飲み続けているような状態。

失敗を認めなければ失敗にはならないというスタンスの人・組織は多い。失敗を率直に認めて改善をしないから、いつまでたっても進歩をせず、状況は悪くなるばかりだ。

医療破綻の定義なんて、どうでも良い話。大切なのは、医療関係者が人間的な生活を送りつつ、患者が適切な医療を迅速に受けられるようにすることでしょう。