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希少種のサルやカメの違法売買事件で、警視庁生活環境課は１日までに、
絶滅危ぐ種のヘサキリクガメを密輸したとして、外為法違反（無承認輸入）と
種の保存法違反（譲渡）の疑いで、大阪府大東市諸福、は虫類輸入卸業、
浅田弥寿彦（３９）と同府摂津市別府、ペットショップ経営、間瀬隆徳（３２）の
両容疑者を再逮捕した。

　ヘサキリクガメはマダガスカル島に１００−４００匹が生息するだけで、
絶滅が心配されている。これまで日本に持ち込まれたことはないという。

　調べでは、２人は共謀して昨年１月２０日、経済産業相の承認を得ないまま、
絶滅危ぐ種としてワシントン条約で商取引が禁止されているヘサキリクガメ１匹を
密輸。同月下旬、奈良市に住む歯科医師の男（３３）に１００万円で譲渡した疑い。

　２人は「タイで日本人の仲介者に紹介された中東のブローカーから約７２万円で
仕入れた」と供述している。間瀬容疑者が当時全長約５センチだったカメを靴下に
入れ、ズボンの内側につるして持ち込んだ。


ソース
ttp://www.sankei.co.jp/news/041201/sha046.htm
引用：産経新聞　2004/12/01 13:03