プロとはなんでしょう。
ズバリ、プロとは他に人にできないことができる人だと思っています。ペットショップの枠組みで言うと、他の業者にできないことができる人(お店)がプロです。他の業者がやっていることと同じ事をしてもプロではありません。
ペットの世界だけではなくこれはすべての業種、世界共通でしょう。サラリーマンであっても、他のサラリーマンにはできないようないい仕事ができる人はプロです。やはり会社でも評価されるのではないでしょうか。他の人と同じことをしてもそれは「普通」です。
「あの人だから仕事を頼もう」とか「この会社(お店)にしかできないから、ないから、ここで買おう」なんてご注文はプロ冥利に尽きるってもんです。そして、こういったプロ意識がないお店、スペシャルなことができない人は、後ろから来た人に追い抜かれてしまうのです。
当店はどうでしょうか。
他のお店にはできないこと、他のお店には入らない生体を自分の努力と労力で輸入していると思います。どれとは言わないですけど。リクガメの飼育情報を惜しむなく公開もしていると思います。。。などなど。。。いいんではないでしょうか。
毒吐きます。
つまり、問屋から仕入れて値段を上乗せしているショップはプロではないと言うことです。誰にでもできるからです。問屋から仕入れて転売なんて中学生にもできます。問屋がないと生きていけないようなお店が「プロの美学」なんて語らないでください。
ちなみに私は国内の問屋、業者さんから生体を仕入れて値段を上乗せして売るなんていう軽い、お店屋さんごっこはしません。国内の業者に生体を卸すことはありますが。お店屋さんごっこのショップが自分はプロだと誤解していること、またそういったお店
(爬虫類業界だけではなく、あらゆる業界で)が多いのが悲しいです。単純に「お前が死んでも代わりになる人がいる、君の会社が亡くなっても代わりはある」という人(会社)はプロではないのです。
ましては裸一貫で上り詰めたわけでもなく、問屋や横つながりの力を借りて生きているようなショップが「プロの美学」。。。笑わせてくれます。