15日朝、仕事なので月曜と同様に実家に預けようと準備していました。
前日はザルにいっぱいの好物のシソ、バジルなど食べて、実家でもたくさん野菜たべてペレットも食べていたそうです。
土曜日にトイレに完全に登れなくなり、日曜日に寝たきりになりましたが食欲はありました。

15日の朝は野菜を食べないので、蜂蜜をまぜたヨーグルトをシリンダーで与えて、自分も朝食をとろうと、膝から降ろし、コーヒーに口をつけた時です。
小さな優しい声で
キュッキュッ、と鳴きました。
ウサギは滅多なことでは鳴きませんから、いそいで側に行って、
ケッケッとくるしそうなので背中をさすってあげることしかできませんでした。
そうしているうちに身体を何回か捻じって、動かなくなりました。

12歳三ヶ月の雑種の女の子です。
4歳のときに、子宮と卵巣をとりました。二年ほどまえから、血尿と下痢に悩まされ、獣医さんから抗生剤と、末期ガンの人も摂取するというサプリメントを毎月もらっていました。サプリメントのおかげで、食欲は回復し、下痢も少なくなっていました。

もっとずっと抱っこしてあげればよかった。
いっつも旅行のときも良い子でお留守番してくれて、でも寂しい思いもさせてごめんね。

最期の苦しみを和らげることもできなくてごめんね。

ずっとずっと一緒にいたかった。

心に穴があいたみたいです。
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月に帰って、餅つきの修行をしてる、と思うことにしました。
なんとなく微笑ましいしね。