>>717
ごめん。ミス。
 300kgじゃなくて、300L。
 ろ材は粒径0.5mmの珪砂で比重2.5g/cm^3としてろ材量は750kgだね。

 淡水魚と淡水カメ・その他の水槽での経験。飼育水量は3-10t程度で、
 給餌量500g/日で、週一回ろ過槽の逆洗で透明度と硝化を維持するのが条件。
 それでも難分解性の有機物による水の黄ばみはどうもならんね。
 >>684は500g/日での条件下なので、>>687だともっと規模が小さくてもいい
 と思う。

 ちなみに、ろ過のシステムを設計する場合
 1)循環量 1ターン/h (ポンプの循環水量/総水量)
 2)重力式ろ過でのろ速 5m/h (循環水量/ろ過槽の面積)
 3)ろ材厚は600mm以下
 というのが硝化をする上での目安だよ。
 ただ1)程度だと、透明度があまり確保できないし、小型水槽だと外気温の
 影響を受けやすい。
 これは淡水・海水関係なく、魚類・無脊椎の場合のスタンダードだと思う。
 カメでも硝化を考えるなら、この程度の条件は満たしたい。

 水量5t(=5m^3)で考える場合、
 2) ろ過槽面積 1m^2
 3) ろ材量 〜600L
 が目安になるね。

 密閉式(圧力式)だとろ速10m/hまで上げるので、もっと面積は小さくて済む。
 その分、詰まりやすさは格段にあがるのでろ過槽の管理がふえる。
 だもんで、>>684の「換水を楽にする方向で考えたほうがこの際現実的」
 となる。3日に1回の全換水にというんだけど、かなりの高負荷が予想さ
 れるので、たとえ透明度が確保できたとしても水質はかなり悪いわけで。
 それを飲水とした飼育は中長期的によくないね。