>>136
 放鳥飼育など何んの経験も無く、何んにも知らずに、保護したと言うより
 拾ってきた何鳥かも判らないヒナを、どうして良いか判らずにネットで
 調べるなどしながら、仕事そっちのけで給餌してきた。
 保護してしまい、放鳥の機会も失して(私の責任で私が判断)しまい、
 生涯面倒を見る決断をして今日に至る。
 しかるべき所へ届け出て、しかるべき面倒をみてやっているので、モラルや
 法律に反してる行為などと言われることは無い。 
 最近ペットの放置や虐待が話題になってるが、こちらが本当のモラル違反
 であり、法律違反である。
 自然界において、怪我しようが、生きようが、死のうが、自然淘汰に任す、
 そんな事ぐらい百も承知、理解はしてるつもり。
 裸足で学校に通い、草鞋で野山を駆け回り、自然と触れ合う超自然人であった
 イノシシやサルと戯れ?時には食し?牛、ヤギ、羊、ニワトリを飼い、
 人力で田畑を耕し、晴耕雨耕の生活で生きてきたものである。
 自然のことについては他人にとやかく言わせない。
 ヒナを保護する1年前より以前は、年に数回の一泊旅行や月に数回のミニド 
 ライブ旅行など、愛妻との人生をエンジョイしていたものが、全くその機会
 が無くなり、広からぬ団地の一部屋を明渡し、朝晩の掃除を義務付けられ、
 そして時にはパソコンのキ−を勝手にたたいて、仕事の邪魔をされる、
 餌についても、それは気を使い手間暇かけて、面倒見ている。
 これらが雛を拾ってしまい、放鳥せずに一緒に暮らさせている代償とは言わ
 ないが、ピ−ちゃんは許してくれている、、、と思わなければやってられない。
 肩に乗っておねだりするピ−ちゃんへ口移しで、餌をやり
 小さなおもちゃの縫いぐるみを取り合いしては、指をあま噛みされる。
 嗚呼この平和で幸せな暮らし!
 仰せに従い今後誰にも言わずそっと生きていくことにする。 
 後編の終わり。