???「いけませんねぇ・・・、動物は大切にしなくちゃ。この私のようにね。」
さかな「ぎょっぴー!!わ、わざわざ貴方様が協力して頂かなくとも私一人で千石など倒して見せます!!」
痺れる体に鞭を打ち、千石と対峙するべく体を起こすさかな
???「何を勘違いしているのですが?」

ブンッ!ズガッ!!!

さかな「ぎょぎょっ!!な・・・んで・・・・父さ・・・・・・・・・・。」
崩れ落ちるさかな、その心臓にはエゾヒグマの右手が深々と突き刺さっている
???「よーしよしよしよしよしよし!!!!!いい子だねぇよしよしよしよし!!!!!!!」
満面の笑みでエゾヒグマを撫でまくる謎の人物、しかし、ふとスイッチが入ったようにゆっくりと顔を上げる
???「さて、邪魔者はいなくなった・・・。出てきなさい、あの程度でやれるあなたではないでしょう?」
今まで一指も動かず、絶命しているかのように思えた千石が何事も無かったかのようにむくりと起き上がる
千石「やれやれ、擬死は得意技なんだが。やはり貴様には全てお見通しのようだな。」
???「あなたとは付き合いもながいですからねぇ。今こそ哺乳類と爬虫類、どちらが強いか決めるときではありませんか?」
エゾヒグマに頭を齧られるつ満面の笑みで答える謎の人物
千石「いいのか?さかなのようにお遊びでは済まないぞ・・・・? なぁ、ムツゴロウ!!」