新元号が1日、「和作」と発表された。
大阪市生野区でPC販売業を営む山下和作(かずとも)さん(43)は、
事務所のテレビで新元号を目にし、「何でワイの名前が出てくるんや」と驚いた。

難解な読み方の名前で、子供の頃から正しく読んでもらうことができず、
同級生や教師からは「わさく君」と呼ばれていたという。
名付け親は助産師だが、「由来を聞いていなかった」と悔やむ。

9月2日が誕生日で、新元号の発表後、親類や知人からお祝いの電話が相次いだ。
「まだ5ヶ月もあるやん」と笑い、5月から始まる新時代には
「正直そろそろ夜逃げしよかと思ってたんやけど、もう少し頑張りますわ」と話した。