http://japan.cnet.com/news/service/35026642/

 Appleが廉価版「iPhone」を発売するかもしれないと報じられている。

 台湾のサイトDigitimesが米国時間1月8日午前にこのうわさを伝えたのに続き、Wall Street Journal(WSJ)は、
Appleが廉価版iPhoneをおそらく途上国向けに、早ければ2013年内に発売する可能性があると報じている。

 WSJは、複数の匿名の情報筋の話として、以下のように伝えている。

 複数の情報筋の話によると、Appleはローエンド版iPhoneに取り組んでいるという。スマートフォンにおける同社
の優位が崩れた今、これは大きな戦略変換だ。

 Appleは何年もこのようなデバイスを模索してきたが、計画は進んでおり、廉価版iPhoneは早ければ年内に
発売される可能性がある、と情報筋の1人は言う。

 この廉価版端末は通常のiPhoneに似ているが、筐体はより安価で異なるものとなっている、と情報筋の1人は
語る。Appleが考えた可能性の1つとして、ポリカーボネートプラスチック製の異なる筐体を使うことにより、この
端末の原価を抑えることが挙げられる。他の多くの部品は同じままか、iPhone旧機種から再利用される可能性
がある。

 一方、これに先立つDigitimesの報道では、同端末は改良されたデザインにより大型の画面とQUALCOMM
最新の「Snapdragon」チップセットを備え、「iPhone 5」よりもはるかに低価格で販売されると伝えている。

 WSJは2011年2月にも、AppleがiPhoneの「およそ半値」で新端末をキャリアに販売するとのうわさを報じている。