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インテルの新プロセッサ「Core 2 Duo」に高い評価

 2006年2月、まだIntelがConroeの作成に使用されるコアアーキテクチャについての
詳細を発表していない段階で、同社のバイスプレジデントでモバイルプラットフォームグループの
ゼネラルマネージャーを務めるMooly Eden氏は、新しいアーキテクチャによるチップは、
Advanced Micro Devices(AMD)の競合チップよりも、おおむね20%以上高い処理性能を誇ると主張していた。
多数のベンチマーク結果から総体的な数字をまとめることは難しく、
Core 2 Duoがこの数値を達成した分野もあれば、達成しなかった分野もある。だが、Core 2 Duoの

優位性は明白で、テストをしたレビュー担当者からは惜しみない賞賛の声があがっている。

 Conroeの試作バージョンを入手できたサイトの1つAnandTechは、「われわれの比較テストで、
Core 2 Extreme X6800が最高性能を達成できなかったベンチマークはなかった」と宣言している。
主流製品のE6700およびE6600プロセッサでさえ、
AMDの最高性能チップ「Athlon 64 FX-62」を複数のベンチマークにおいて上回った。

 ハードウェア批評サイトSharkyExtremeもまた、Core 2 Duoに感銘を受け、「Core 2プロセッサシリーズの
リリースは、市場に大きな衝撃を与えた。発熱を抑え消費電力を低減する仕様に加え、
性能と価格の信じがたい組み合わせを実現している。これらのプロセッサは非常に優れており、
取り立てて言うようなマイナス面を探すのは難しい」と論じた。

 PC Worldが独自のベンチマーク「WorldBench」で行ったテストでは、E6700プロセッサは
AMDのFX-62プロセッサをかなりの得点差をつけて上回っており、Core 2 Extremeと比較した場合は
さらに差が大きかったという。

AMDのAthlon 64プロセッサのリリース以来、ほぼ揺らぐことなくAMD側に付いていた
PCゲーマーたちは、ゲームに関するベンチマークの数値によって、
自分たちのスタンスを考え直さなければならなくなるだろうと、PCMag.comは述べている。