帝京や明治など他のラグビー強豪校が、毎年20~30名以上のトップ選手を推薦で集めている中、その流れに逆行して、早稲田大学は毎年0名か1名しか推薦選手がいない。大学ラグビーは、日本のラグビー界を背負って立つ選手たちを育成して、彼らをW杯など世界に送り出す場なのに、早稲田大学は、それが分かっていないようだ。
 たんに大学の順位だけではない。かつて優れた選手を続々と輩出し、また大西理論などで日本のラグビーの指導的役割を果たしてきたように、これからも早稲田大学は日本全国からトップ選手を迎え入れて、育成する必要がある。現状では、国立大学の筑波大やラグビーは極めて弱い慶應よりもも推薦選手が少ない。これではラグビー界の指導者たちを輩出するという早稲田大学の使命は果たせない。もっとラグビーの推薦枠を広げるべき。
毎年筑波や慶應並みに10名程度は必要。それでも明治や帝京と比較したら、圧倒的に少ないからね。