伊藤はランでのゲインやダイナミックさが評価されているが、昨日の伊藤はスタンドでは最も大事な仕事であるキック良かったと思う。
タッチキックや22m内側から大きく戻したい時は高く上げて距離出したり、ペナルティや敵陣攻め込む時は低くコントロールしたりで、使い分けていた。
何よりダイレクト含むミスキックが無いのが良かった。昨日のようにディフェンスで粘りたい試合だと、キックでいかに戻せるかが大事になる。
吉村はうまいしパスも速いのは認める。だが吉村は1試合で必ず2、3本のダイレクト含むミスキックがある。昨年度の天理戦は肝心な所でいくつかあった。
結論、対戦相手である明治東海帝京との相性を考えると、ディフェンスで粘る試合ばかりになりそうな選手権は伊藤の方が良いと思う。