観戦してきた。

球技で競って、格闘技で負けた印象。
指摘のある通り、スタミナ切れが敗因だったと言える。
前半と後半では全く別のチームになってしまった。
両FLが退いた時点で勝負が決した感がある。

勝負のアヤだったと感じたのは、21−0とリードした時点で、キックを多用して朝日DFを揺さぶらなかった点。
ハイパント攻撃がいくつかあったが、もう少しキックを多用し、ボールをワイドに動かしてもよかったのではないか。
両WTBは強さがあっただけに、このシチュエーションで彼らを生かすオプションが欲しかった。

相手がFW戦を挑んできていたので、相手が嫌がるように、前後左右に走らせれば、
トライはとれなくても、PGが取れたり、時計を進められたり、足を止められたのではと思う。
結果として、ボールを近場に集めたので、FWのスタミナを削った印象がある。

FWが元気な時間帯は、密集戦は十分通用した。朝日の攻撃の糸口を完全に封じていたと思う。
だが、ゲーム後半にボールポゼッションが落ちると、ガリガリとスタミナを削られ、防戦一方になった。
今回の敗戦で得た最大の教訓はここだろう。苦い教訓だが、下級生とって大切な学びになればと思う。

比較的若いチームだし、現3年生は奮起して強いFWを作って欲しい。
完敗だが、悪い印象はない。伸びしろが沢山あるチームだし、築城監督は選手の個性を育てるのが上手い。
どんな選手がチームを支えるのか来年が楽しみでもある。頑張って欲しい。