ラグビーデータベースより。

その中でも、特に注目すべきは京都産業大学。関東も含めて最も成功したリクルーティングといっていい。明治大学に次ぐ陣容。

高校日本代表候補の進路先としては、明治についで二位となる8名。フロントローは、京都成章高校の1番猿渡翔眞と京都工学院高校の3番板野春来という、地元の強豪両校のレギュラーフロップが揃う。ロックには、朝明高校の北川叶羽。北川は、190cm近い大型ロック。

目黒学院高校からは規格外な留学生シオネ・ポルテレがくる。ポルテレは、3年次はFLとしては圧倒的な突破力を見せたが、それよりも2年生の時に見せたフロップとしてサイドを圧倒的なスピードで駆け抜けたシーンが印象的である。183cmとワールドレベルでは上背はないので、将来的なことも含めてどこのポジションかも注目である。

スタンドオフには、昨夏から新ルールとなった50:22を花園で数多く決めた東海大仰星高校の吉本大悟。京産のラグビーでは、司令塔にはキック力求められるだけに、特に適材な人材といっていい。
バックスには、倉田渉と小林修市という京都成章高校の中心バックス2名に、東福岡高校の13を務めた平山尚樹、決定力のある光泉高校の奈須貴大といい選手が揃う。

どちらかと言えば、高校時代の実績はそこまでだが、厳しい練習を乗り越え大学で一花咲かせたい選手が多かったが、今年は高校時代から名をはせた選手が揃った。