俺が入学した時代、既に学生運動は終焉を迎え全国の大学に平穏がおとずれていたのだが。

京都では、同志社・京大両校には新左翼セクトがまだまだ勢力を温存し、大学内を我が物顔でデモし立看板が林立していた。
俺の時代は入学式は粉砕されて中止。4年間で試験もロックアウトされて3回中止。

全国どこの大学でも、新左翼学生セクトに対して体育会や応援団を中心とした右派集団が形成され学園正常化の為激しい衝突が起きていた。
東京では早稲田、日大、明治等が激しかった。

そんな中でも同志では右派学生グループなんか見たこと無かったなあ。全国でも本当に稀有だった。だからいつまでも新左翼セクトが生き延びたのだと思う。

ちなみに同時期立命館は民青が強力な組織として学内を支配していた。