国立から痛飲し、愛知に帰る。
 点差ではなく、「神宮の惨劇」と言っても過言ではない前半に、唖然と、まだしている。
 これがラグビー、これが大学選手権、というのは容易い。おそらく、間違いなく自力で優っていた明治が、呆然と立ちすくむ姿は、想像は出来たが、現実となるとは本当に思わなかった。
 来年、この悔しさ、屈辱を、箸本が、森が、山沢が、必ずや晴らしてくれ、我々明治ラグビーの、信奉者たちに再び勝利の美酒を味わさせてくれることを祈念する。