いま、愛知から決戦の新国立競技場に向かっている。
 天気は良し、風もない、素晴らしいコンディションの中、明治、早稲田の両若人たちが死力を尽くし、頂点を目指す。
 フォワードのぶつかり合い、バックスの展開、セットプレーの駆け引き、ブレイクダウンの激しさ、ディフェンスの粘り、キックの正確さ、献身、規律など、それぞれが大学最高峰の戦いになるであろう。
 その中で、母校明治の、堂々とした雄叫びと、他方早稲田の略に振り回され、呆然とする姿を交互に夢想しながら、それでも、明治の高らかなる勝利の凱歌が神宮に鳴り響くことを信じている。
前半 15対10
後半 14対7
計  29対17
で、我が母校、明治の勝利を信じている。
頑張れ、明治フィフティーン!