松島幸太朗、トライ王だけでなく攻撃部門の多冠見えた
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日本はサモア戦で、相手選手のタックルに触れられることなく突破した「クリーンブレイク」の回数で8―6と上回った。
中でもウィング松島幸太朗(26)は、チーム最多の3回のクリーンブレイクで好機を作った。
松島は1次L3試合で8回のクリーンブレイクを記録。ニュージーランドのジョーディー・バレットの10回に次いで、ランキング2位につけている。
クリーンブレイクは、BK陣のサインプレーや高い個人技などで相手防御を崩すことで成功するため、攻撃の質を表す指標。
現代ラグビーでは、勝利との相関性が高い数値として注目されている。
 
相手のタックルやコンタクトを破って前に出た防御突破回数でも、松島はサモア戦でチーム最多の8回を記録(2位はレメキの5回)。
切れ味抜群のステップだけでなく、フィジカルのバランスにも優れていることを数字が証明している。
 
松島は今大会4トライを挙げ、フリアン・モントジャ(アルゼンチン)と並び首位に立つ。
ボールを持って前に進んだ「キャリー」のランキングでも、セミ・ラドラドラ(フィジー)の276メートルに次いで271メートルで2位。
トライ王の勲章だけでなく、攻撃部門の多冠も見えてきた。