その理論が正しいとか、今じゃ通じないとか、意見は色々とあるんだろう。
事の本質は、勝つために真剣に向き合ったか否かなんじゃないだろうか?
大西、宿沢、エディ、ジェイミー、それとカーワンにはそれが感じられた。
彼我を徹底して分析し、戦略を立て、自分の責任で選んだ選手たちに落とし込み。
要は最善を尽くしたということ。
望んでも簡単には戦えない相手と戦えることに対する感謝、喜び、覚悟が彼らのチームにはあったんだと思う。
宮地、小藪、平尾、萩本に同じような感謝、喜び、覚悟があったようには感じなかった。
そんなヘッドコーチに率いられ、自主性という耳障りの良いことばで敗戦の責任を負わされた選手は気の毒の一言だ。
向井は、分析と戦略は無いけど、覚悟だけはあったみたいな感じ。