ラグビー入学を語る時に「SFC}とか「スポーツ科」とか「スポーツ推薦」とかの内容を比較しても
それぞれの大学の正規の独自制度なので、意味がない。
問題になるのは、世間のその大学のブランドイメージとその大学のラグビー選手の勉強レベルの
乖離なのである。
率直に言って帝京に高校ジャパンがゴロゴロいても違和感がない。乖離がないからである。
(帝京ごめんね)
しかし、明治には、かなり違和感がある。乖離があり過ぎる。だが、このことを非難するつもりは
ない。要は、世間でいう(評価されている)明治と明治ラグビー部は別物なのであるという認識を持つべき
なのである。この点を踏まえないので、妙な偏差値議論になる。
早稲田にも、この傾向はある。各大学ラグビー部の出身高校、高校ジャパン数を見ればこのことは
とは一目瞭然である。
我々は、世間一般の大学イメージで大学ラグビーを見ているが、実はそれとは別のラグビーエリート
の「大学」ラグビーを見ているのである。結果として高校ジャパンの多いラグビーチームが勝つこと
になる。今シーズンの結果はその通りになっているし、昨シーズンも同様である。