http://www.afpbb.com/articles/-/3169295
【3月30日 AFP】ラグビーイングランド代表として将来を有望視されていたサム・ジョーンズ(Sam Jones)が、
代表チームのトレーニングの一環として行った柔道のさなかにしたけがが原因で、現役引退に追い込まれた。

現在26歳のジョーンズは、2016年11月のテストマッチに向けてイングランド代表のエディー・ジョーンズHCに
初めて招集された。しかし、チームメートのマロ・イトジェ(Maro Itoje)と柔道の練習をしていた際に、
足の骨折に加えて足首を脱臼する恐ろしい事故に遭遇。何度も手術を重ねたものの、内側靱帯(じんたい)と
足首の軟骨の損傷は治らず、引退を勧告されたという。

ワスプスのダイ・ヤング(Dai Young)HCはジョーンズについて、イングランドで息の長い選手として活躍することを
信じていたとして、「ひどいニュースだ。16年間の指揮官人生で、選手がけがで引退するのはこれが初めてではないが、
サムの置かれた状況には打ちのめされている」「彼はワスプスのレジェンドとなり、主将としての活躍も認められ、
イングランド代表としてもたくさんの試合でチームをけん引していけると確信していた」と述べた。