「学歴」が問われるのは就職活動のときぐらいで、サラリーマンになってからは「学歴の壁」を感じることはない――。
そうお考えの人は、もしかして高学歴の人だけなのかもしれない。俗にいうFランク大学出身のサラリーマンや、高卒、中卒の人は異口同音にこう言うのだ。
「転職、結婚、出世の局面で、学歴の壁は何度も出現する」と……。

そんな浮世の憂さを帝京大学ラグビー部は晴らしてくれる、早稲田慶応明治同志社など実生活の中では到底手の届かない連中の鼻をへし折ってやることができる。
早慶明の連中だってラグビーが好きな奴ばかりではなく過去のノスタルジーに浸りたい奴も多いだろう。
そんな奴が『なぜ偏差値が高い我らが母校がFラン大学に負けるのだ』と唖然としている姿や2チャンでの糞反応が面白い。
それが大学ラグビーの負の側面である。