3年前のシーズン終了時は皆さんご存知の通り、勝負にも勝てない、部員の意識も最低レベルの腐りきったチームとなっていました。
本当にあそこまで壊滅的に落ちた早稲田は、長い歴史の中で見た事が無い位。
これを脱するには、相当な大改革、すなわち引き継ぐ遺産も何も無い腐った体制をぶっ壊すしか無かった。
まずは、後藤体制が身に染み付いた選手達に山下体制の理念を理解し順応してもらう。
それが理解出来ないなら、練習にも参加させて貰えなくても仕方が無く、出来ない人間は辞めるしか無い。
新人練でも、一部強化選手は参加しないのもそう。そういう差別を乗り越えて這い上がってこそ、推薦枠の少ない早稲田のチーム力は上がる。
それらをチームがまとまらないだの、残酷な仕打ちだの?
そんな甘ったれな考えで、常勝や結果を求めるなんて虫が好すぎる。
後藤体制から2年で結果を求めるなら、そんな陳腐な同情を述べるなよと。
それに心配しなくても、今期や来期からは、山下イズムを理解してる面々なので、部内事情も大きく乱れない。
時代と共に変わるべき物が沢山ある中で、忘れてはならない大切な早稲田プライドを上手く見極めながら、若い山下監督は試行錯誤しながら戦ってるのだろう。
そんな山下体制に必死に付いて行ってる選手達の中で、残念ながら去ってしまった部員も居るだろうが、それで人生が負けた訳でも無いし、この悔しさを次のステージでバネにして頑張れば良い。
あと、昨今の大学ラグビーは、いかに長期体制で、地道なチーム作りが大切な中で、帝京岩出さんを引き合いに出して長期体制が常勝軍団を作った事を述べると「早稲田は違うのです」「最初からポールポジション」
果たしてそうか?
同じく伝統校の明治が、昨季その胎動はみえたが、有能な新人を毎年大量に獲得しても数十年優勝は出来ないでいる。
高校ラグビーの名将で常勝軍団を作って来た、記虎さんや、谷崎さんでも、大学ラグビーでは、数年努めても全く結果が出せない位に大学ラグビーで勝つ事は至難を極めている。