今回の早慶戦の問題シーンの一つ。ワセダSO岸岡選手のスローフォワード。
レフリーはその反則を取った。ワセダの決定的なトライは消えた。慶應はホッとしたシーン。
果たして、彼は本当に前へ投げたのか。投げる時、体を真横に向け、丁度レフリーに背を向ける形になった。
故意にそうしたかどうかは不明。背後からは、SOの手元は見えなかったはずだが。
Jスポの映像をyoutubedeで見ると、SOは体を横向きにし両手でボールを持ち、どちらかと言うと左手で投げ、
右手を左腕側へ向かって、右から左へひねり上げるようにしてボールを放っている。
背後から見れば、背中越しに右手が右から左へ跳ね上げられ、左手側、つまりワセダが攻撃する方向の反対側へ
(要するにうしろへ)投げているように見えたはず。「ボールを前へ投げるな」のルール。慣性の法則など考慮無し。
投げる時、ボールを前へ放ったかどうか。投げ手のその瞬間、前に放ったかどうかを問題にするはず。
レフリーの位置、背後からはボールを前へ放ったようには見えなかったと思うが、レフリーはスローフォワードの反則を取った。
アシスタントからのアピールだったのだろうか。それとも、背後からボールを投げる瞬間の手元が見えたのだろうか。
微妙なシーンだったように思う。