>>468
「今のラグビーではスクラムの強さよりも動けるプロップが必要で、
スクラム練習は一試合で組む本数程度で十分だ。」
との指導方針が間違っていたことを最初に目に見える形にしたのがあの試合だった。
その年、慶應がトヨタの強力FWを封じて日本選手権を取ることが出来たのも、
偏にスクラムで一方的に押されなかったことにある。
大体大の坂田監督、京産大の大西監督が、現役時代共にバックスの選手だったのに、
強いスクラムに拘って同志社のスター軍団に対抗したのは大正解だった。
一方、同志社は走れるプロップを重視した筈なのに、
尾崎の様な元々体幹や首の強い選手が居た時を別として、
走れない上にスクラムも弱いことが同志社の伝統になってしまった。