「あんたがやったのか?」と詰問する捜査員に、今西容疑者は「ああ、そうだよ」と悪びれずに答えた。
捜査員が「メシを食っている場合じゃないだろう!」と声を荒らげると、「最後の晩餐なんだよ。捕まっちゃうからな」と平然と言い放ったという。

■泥酔? 留置場でも“完食” 反省、謝罪の言葉なし
捜査関係者によると、今西容疑者は犯行前日の夜から居酒屋やフィリピンパブでもビールや焼酎を飲み、3軒目にラーメン店を訪れた。

調べに「数杯しか飲んでいない」と供述しているが、呼気1リットル当たり0・46ミリリットルのアルコールを検出。
捜査関係者は「個人差があるが、通常であればかなり酔っ払っている状態で犯行に及んでいるとみられる数値」と話す。
「どんな人生を送ってきたかは知らないが、よくもあの状況で物を食べる心境になったものだ。どういう神経をしているのか、人として信じられない」
と捜査関係者は嘆息する。