>>102
「蒼星石蒼星石蒼星石ぃぃぃぃぃぃぃぃっおじじぃぃぃぃぃぃっいやいやいやいや嫌ぁ〜〜〜ですぅぅぅ〜〜〜〜!!!!!!」
蒼星石と結菱一葉の首をかかえたまま翠星石は泣き叫んだ。何より最愛の妹を失ったことが大きかった。
「蒼星石ぃ蒼星石ぃ...ああああああああああああああああああああああっ...」
「いつまでも、ぴいぴい泣いてんじゃねぇ!このクソ人形!!」
そういってトニーは翠星石に延髄斬りをくらわせた。
「ぎゃはっ!」
思わず蒼星石と一葉の首を放り出してしまう翠星石。蒼星石の首はコロコロころがっていってしまう。
「ああああああああっ!蒼星石っ!待って!蒼星石ぃぃっ」
狂ったように転がる蒼星石の首は瓦礫の中に入って行ってしまった。
「蒼星石っ、あああっ!??」
やっと拾いあげた蒼星石の首、翠星石のオッドアイと対になるその瞳にガラスの破片が突き刺さってしまっていた。
「ぎゃははははっwww何やってんだ?大事な妹をケガさせて?ホントにオメェは出来の悪い姉ちゃんだなぁっぁ?!げへへへ」
「う...ぅぅぅ...このあ、悪...魔...蒼星石を返してで...す」