岡田斗司夫が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の疑問を超解釈!

数々の疑問で話題沸騰中の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』ですが、
岡田斗司夫氏がネットの動画サイトで語った内容が「衝撃的すぎる!」と話題になっているようです。

岡田斗司夫と言えば、最近はダイエット関連の話題で有名ですが、元々はアニメ制作会社ガイナックスの社長を務め、
『オネアミスの翼』や『トップをねらえ!』や『ふしぎの海のナディア』などを世に送り出した凄腕プロデューサーでした。

『エヴァ』の監督の庵野秀明とは大学生の頃に知り合い、自主制作アニメや実写の特撮映画を一緒に作っていました。
その当時の様子は島本和彦のマンガ『アオイホノオ』に詳しく描かれているので、興味がある方はご一読を。
ガイナックスのメンバーが学生時代に何をやっていたのかが分かって面白いですよ。

その後、庵野秀明は岡田斗司夫のプロデュースにより『トップをねらえ!』で監督デビュー。
続く『ふしぎの海のナディア』でも監督を務め、有名クリエイターの仲間入りを果たしました。
そして今では『エヴァンゲリオン』の監督として大ヒット作品を次々と生み出している、というわけです。

そんな庵野さんの最新作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を、岡田斗司夫はどのように観たのか?
まず冒頭で、「僕にとってアニメとは正解を見つけるものではなく、いかに面白く語れるか、っていう方が重要なんです。
僕の話しを聞いて監督は”違う!”って言うかもしれないけど、”コッチの方が面白いじゃん”とか思っちゃうから(笑)」と述べており、
「あくまでも自分の妄想」であることを強調。それを踏まえた上で以下のような独自の解釈を語っていました。

●岡田斗司夫の疑問点

1.なぜ、冬月はシンジと将棋を指したのか?
『エヴァQ』の上時間はたったの95分しかないので、無駄なシーンを入れている余裕は無い。
にもかかわらず、冬月とシンジが将棋を指す場面にはたっぷり尺を使っている。
それは、この場面に重要な意味があるからだ。では、このシーンにはどんな意味が込められているのか?

2.なぜ、冬月はゲンドウに付いていくのか?
ネルフは瓦解し、元のメンバーはヴィレを結成してゲンドウと敵対する中、どうして冬月だけはゲンドウをサポートし続けるのか?

3.ゲンドウがユイを生き返らせようとしている目的は?
前作から14年、ユイが死んでから30年近くが経とうとしているのに、
なぜゲンドウはいつまでもユイの復活にこだわっているのか?ユイを生き返らせてどうするつもりなのか?