つづき

ではなぜそこまでヱヴァを「売れる」作品にしようとするのか?
*実は(たぶん)ヱヴァはつまらない(と、思う)
*それは「前回のエヴァの失敗」を踏まえて、「みんなが面白いと思う(みんなが理解できる」作品になることを目指して作っているから
*庵野秀明自身はそんなことは求めていないが、売れるため、自分に着いて来てくれるスタッフが納得できる、ということは重要だと思っている
*「シンゴジラ」は「誰も納得しなくてもいいから自分が作りたいものを作った」(結果かなりの軋轢を生んだ)が、売れたので許された
*では新ヱヴァも売れてしまえば、「自分はみんなの納得できる作品も作れる」ということで誰も自分を否定できなくなる
結果
*「どう作ろうがどんな作品を作ろうが、庵野秀明に映画を作らせれば売れる」という無敵の立場を手に入れられるので、次からはもう何でもできるようになる
それが庵野秀明の目指す地点である

*注:全て岡田斗司夫の推測です

まとめるとこんなところかな。