2019年11月27日
『千と千尋の神隠し』は、宮崎駿による宮崎駿のための「私小説」
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51559990.html


>千尋にはモデルがいます。
>これはウィキペディアにも載っているんですけども、ジブリの後援者の1つである
>日本テレビのお偉いさんの奥田さんという人の娘ですね。

>この奥田さんという人の娘について、宮崎駿が「この女の子は、あの親の元で真っ直ぐに育つとは思えない!」
>と言い出して……本当に、他人の家のことに口を出すんですけども(笑)。

>「まっすぐに育つとは思えない! あのままでいいと思うか!? なんとか俺達でまともに出来ないか!?
>いっそ、ジブリに連れてきたらもっとまともに育つんじゃないか!?」と。

>その結果、奥田さんはしょっちゅう自分の娘を宮崎駿の別荘に連れて行ったんですね。

>ここで『千と千尋の神隠し』の根本構造が出来るわけです。
>つまり、「食い物に釣られてブタになってしまう両親」というのは、イコール「お金のため、仕事のために、ジブリや宮崎さんにホイホイ近づくビジネスマン」。
>その娘が、ジブリみたいな、おっかない場所、重労働で理不尽なところに連れて来られて、そこで働かされるという話なんですね。

>ウィキペディアにも、この辺の事実経緯が書いてあります。

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制作のきっかけは、宮崎駿の個人的な友人である10歳の少女を喜ばせたいというものだった。
この少女は日本テレビの映画プロデューサー、奥田誠治の娘であり、主人公千尋のモデルになった。
企画当時宮崎は、信州に持っている山小屋にジブリ関係者たちの娘を集め、年に一度合宿を開いていた。
宮崎はまだ10歳前後の年齢の女子に向けた映画を作ったことがなく、そのため彼女たちに映画を送り届けたいと思うようになった。


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