『Dr. STONE』(ドクターストーン)は「科学描写」がすごい!
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51558911.html
より抜粋


『Dr.STONE』でも、『進撃の巨人』とか『なつぞら』と同じように、
ちょっとくらい岡田斗司夫なりの将来予想というのをしておこうと思います。

「なぜ、人類が石になったか?」に関する伏線が、あることはあるんですね。

それが、2巻の15話です。石にされ、首のうしろの部分だけにちょっと石が残っていた千空が、一度死ぬんです。
しかし、石化が解除されたら治ってしまったと。
そんな「あっ! 石にされた後で治ることで治療の役目も果たしてるのか!」とハッと気がつくというシーンあるんですけど。

(パネルを見せる)【画像】気がつく千空 ?稲垣理一郎 ?Boichi
https://epbot.site/img/semi/nico_190915_03628.jpg

「俺はずっと考えていた。誰が人類を石化したのだろう? 誰の攻撃だろう?
しかし、本当にこれは攻撃なのか?」というコマがあります。

 つまり、「人類が石化して3700年の間に文明は滅びてしまったというんですけど、これは善意ではなかったのか?
いいことをしようとしていたのではないか?」という伏線が、まあ2巻の最後で張られてるわけですね。

 今のところ、そういう話は出てこないんですけど、実は、人間が固まるその何日か何週間か前から
「世界中でツバメだけが石になって落ちてくる」という事件が起こってたんですけど。
そのツバメも、ひょっとしたら「これからこういうことが始まるよ」という警告ではなかったのか、とも受け取れます。

 仮に人間を石化した存在がいるとしたら、そいつは時限装置付きの石化解除装置の下にいたはず。
ある液体をかけると石化は解除されるけど、石化装置のスイッチを入れたヤツも、
その場で石化しちゃうわけですから、解除装置の下にいたはずなんですよ。