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【お便り紹介「アニメは見ると作るのどっちが楽しい?」「外せない高畑作品リスト」】

 『ポニョ』のテーマとかストーリー、もしくは深い内容は、これから始まる有料会員限定の後半で語ります。

 後半では、もう少し深く『ポニョ』を掘っていきます。
 これからの予定としては、来週は『ラピュタ』をやって、9月8日は『ポニョ』の続きとアメリカ旅行の話をやろうかなと思います。

 9月15日が『千と千尋の神隠し』をやって、22日はちょっと怖い話のパート2。
 9月は日曜日が5回あるので、最後の29日は録画配信というのをやろうと思います。
 ではでは、アンケートの結果を出してください。……おお、良いですね。ありがとうございます。

 そうなんですよね、『ポニョ』っておっかないんですよ。でも、これは後半で詳しく話すんですけど、
『ポニョ』という映画は、そういうおっかない部分を見ないと、正直言って、あんまり面白くないんですよね。

 もう、絵はすごく面白いんですけど。例えば、一番最初のクラゲが山ほど出て来るシーンとか、
ポニョが海の中から走ってくるシーンとか、絵はものすごいんですけど。

 お話に関しては「なんじゃこりゃ」というか「なんか、つまらない」というか、ダラーッとしているんです。
 これはなぜかという話は、ちょっと今回のタイトル「『崖の上のポニョ』を精神分析する」というのにも掛かってくるんですけど。
これまでのように「解説する」とか「分解する」ではなくて、精神分析なんですよね。

 宮崎駿という病を精神分析するつもりで見ると、ものすごく面白いんですけども、普通に見てると病人のたわ言なんですよ、本当に。
「ボケ老人のたわ言」と言ったら失礼なんですけど、わざとそういうふうに作っているんですよね。
だから、まともに聞くと「おじいちゃん、そこ、話が繋がってないよ」になってしまう。
 その辺の話は、ちょっと後半でやろうと思います。

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