>>313(続き) 

この発言に関しては、やはり2011年2月4日の記事に書いた文章を
自らもう一度くりかえし書いておく。
ーーー以下引用ーーー
 唐沢にしても岡田にしても、
 本人たちは「ネタ」として適当なことを言っているのに
 いつのまにかそれが「事実」「定説」として定着してしまうことが
 あるのが実に厄介なところで、
 間違いを指摘されると「あれはネタだから」「あえて直さない」などと
 言い逃れするのがこれまた厄介なところである。
 このような不誠実な人間がオタクの第一人者として見られていたことは
 本当に不幸なことだと思う。
ーーーここまでーーー
 「唐沢俊一検証blog」を続けている動機のひとつとして、
岡田や唐沢の面白おかしい発言を検討していくことで
自分なりにオタクについて考えてみたい、という気持ちがあった、
と今にして思う。
ネタにマジレスする野暮な行為なのかもしれないが、
ここ数年の作業は少なくとも自分にとって有意義であったことは間違いない。

 …しかしながら、岡田と唐沢は本人たちの考えとは別の意味で
「芸人」であるのかもしれない。
つまり、彼らの巻き起こすトラブルが多くの観客に楽しまれている、
ということで、そう考えると、岡田と唐沢は2人ともかなり優秀な天然ボケ
とも言えるのであって、当ブログなどは彼らのボケにツッコミを入れる
存在にあたると言えよう。
…まあ、彼らが「天然ボケ」という立場を受け入れるかどうかは知らないが、
今後彼らがどのような「芸」を見せるのか、楽しみなような怖いような気がする。