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JR東日本は29日、同社広報誌「JR EAST」6月号に掲載したインタビュー記事に、本人への取材をせずに執筆するなどの不正があったと発表した。

 JR東によると、広報誌の編集制作を委託している「ケイオフィス」(東京都渋谷区)の担当者は今年5月中旬、浦田秀次郎早大大学院教授へのインタビューを計画。取材を申し入れたが、断られた。

 6月号の締め切りまで時間が少なかったため、担当者は2013年3月号に掲載したインフラ輸出に関する同教授のインタビュー記事を基に記事を捏造(ねつぞう)。社内には浦田教授のペンネームだと説明して別の名前を使い、写真も一部加工して掲載した。 

 浦田教授から自身に似ていると指摘があり、不正が発覚した。担当者は「誌面に穴をあけるわけにはいかなかった」と話しているという。

 同誌の発行部数は約2万4000部。7月号で休刊にするといい、JR東は「教授の名誉を著しく毀損(きそん)し、多大なご迷惑をお掛けしたことについておわび申し上げる」としている。

2019.07.29 16:30
乗りものニュース
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