2019年7月19日
21世紀の『ローマの休日』になった、新海誠の『君の名は。』
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51557209.html

 今日は、2019/06/30配信の岡田斗司夫ゼミ「『君の名は。』完全解説と、『なつぞら』『ガンダム THE ORIGIN』、
プラス6月のお便り&ステッカープレゼント」からハイライトをお届けします。

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 次は、恋愛ドラマとしての『君の名は。』の可能性を語った動画です。
 これは3分くらいの映像ですので、ちょっと見てください。


(録画映像開始)


 「『君の名は。』は第2の〇〇になる」という話です。
 ついに、ジブリ作品を抜いちゃったよね。もう今、2位だっけ? 『君の名は。』。
 まあ、『君の名は。』っていうのは、これまでのビターだった新海誠監督のドラマに、砂糖をたっぷり入れて、
ミルクをちょっと加えて滑らかにしたダークチョコくらいのさじ加減になってるんだよね。

 邦画と洋画って、やっぱり何が違うかっていうとさ。
 『ハリー・ポッター』の新作の『ファンタスティック・ビースト』を見た人はわかると思うんだけども、
あれ、本当に内容がないんだよね。

 ただ、絵はものすごく本格的なんだよ。
 『スター・ウォーズ』の新作の『ローグワン』の予告編を見たらわかる通り、
そういった絵作りの部分に関してだけは、洋画ってメチャクチャ本格的じゃん?

 それに対して、邦画って、ああいう本格的な高級感のある絵というのが、
もう本当に作れないんだよね。「珍しい風景映す」くらいしかない。