>>411
「紙で欲しい」(コメント)

 紙の本で欲しいのか。でも、紙はね、あの、やっぱり、やってもしょうがないと思うんですよね。
 紙の出版というのは、僕はもう、ここから先はないなあと思ってて。

実は、出版社から話が来ても、
「電子本を岡田斗司夫の方が完全にハンドリングできる契約でない限り、お断りです」
と言ってるんですね。

 というのも、出版社ごとに言ってくる、
例えば「電子本の権利を全てを永久に渡せ」という契約形態に耐えられなくて。

無茶苦茶ですよ。出版社から、もう本は出したくないんです。

 なので、ここから先は、基本的に、よっぽど事情がない限り、紙の本というのは僕は出さないと思います。
Kindleの方でお楽しみください。

 あとは、コメントの方で、「サンライズ公認なのかな?」というのがありましたけど。

 誤解している人が割りと多いんですけど、こういう評論本の場合、例えば本編内の画像を使おうとも、
著作権的には全部OKということになっています。
いちいち版権元に問い合わせる必要も、本来ありません。

 ただし、いくつかのルールがあります。
版権引用の時のルールというのが文科省で決まってます。
それさえ守ればOKということになっています。

 時々ね、そういうことを言う人がいるんですよ。
ジブリのやつをやったら「ジブリに許可はとってるのか?」とか。

 そんなものの許可を取る国があるはずがないですよ。
それって、たぶん、旧ソ連とか、今だったら北朝鮮と中国とかですか?
そういう国は、たぶん、評論をする場合にも許可を取らなきゃいけないかもしれませんけど。

 それ以外の国では、こういった研究とか評論に関しては、引用のルールを守る限りは無制限に許可されていますので、
そこら辺を押さえておいてください。