>>44
>それに対して、もう1人の主役である、ソ連のセルゲイ・コロリョフは全く逆のタイプで、孤高の天才世代の生き残りなんですね。

なんでコミュ障がフルシチョフに取り入れるんだ?

むしろセルゲイ・コロリョフもフォン・ブラウンと同じようなプロジェクト・リーダーだった。


フルシチョフ自身、というより当時のソ連共産党はロケットにはあまり興味は無かった。
なのでスプートニクの打上げ成功も国際的に発表したものの、それはあくまで形式的なものだった。

コロリョフがフルシチョフに成功の報告するために電話したが、フルシチョフは「それはおめでとう。これからも頑張って。」と
形式的な挨拶に留まった。(時間も1分もなかったらしい。)


しかしアメリカや西ヨーロパが「宇宙(頭上)を取られたら、従来の西側の軍事的優位が崩れ、ソ連が一気に優位になる。」
と騒ぎ出したので、フルシチョフ以下ソ連共産党はロケット開発の重要性に気づき、「スプートニクの成功は共産主義が
資本主義よりも優れいる証拠の一つである。」とか言いだし、ロケット開発の予算も一気に増やした。