>>428
 ところがこの女性観とか、初恋の思い出とか、恋愛の事に関しては、実は いつも鈴木敏夫はキレ気味なんですね。
 言い捨てるように「宮崎さんは、○○なんですよ!」ってふうに、キレ気味で言うと。
 「あやしい」と、僕は思ってるんですよね(笑)。

 それで、この鈴木敏夫が『世界一受けたい授業』っていう凄く視聴率が高い番組で、宮崎駿の恥ずかしい部分を言って、
「もしも宮崎駿に聞かれちゃったりしても大丈夫なのかな?」って思うんですけども。

 実は宮崎さんっていうのは、テレビを見ない人なんですね。
 ネットニュースも見ない。
 なので、バレないと。

 『天空の城ラピュタ』がテレビで放映されたときには “バルス祭り” っていうのが起こるじゃないですか。
 クライマックスで主人公の二人が「バルス」って言うときに、いっせいにツイッターに「バルス!」と書かれて
、一回ツイッターが止まったとか。
 「今回はどうだ?」とか、「もう最近はバルスに飽きた」とか、いろんな事があるんですけども。

 あのバルス祭りに関して聞かれたときに、鈴木さんは「世界でただ一人、バルス祭りを知らない男がいる」と。
 それが誰かと言うと、「宮崎駿だ」と。
 「なんせ宮崎駿は、“ツイッター” というものの存在を知らない」と。
 それで、オマケに「俺は教えるつもりも無い」って言ってるんですね。

  何でしょうね、この「教えるつもりも無い」って時の鈴木敏夫。
 バカにしてるんじゃなくて。
 囲って自分の思い通りにするってほどでもないんでしょうけども、
もう本当に「自分の中に抱えておこう」という、この考え。

 この辺を押井守は「宮崎さんは、鈴木さんによって生き地獄に落とされた」
というふうにも言ってるんですけどね(笑)。
 何か、囲ってるんですよね。

 それで、この二人の関係って、僕は “ホモ” とか “セックス” か言うわけではなくて、
実はかなり “エロス” な関係だなっていうふうに思ってるんですけども。
 でも、誰も鈴木敏夫と宮崎駿のBLって描いてくれないんですよね(笑)。

 ちなみに宮崎駿と手塚治虫の関係も、何かちょっとエロいんですよね。
 エロいっていうか、エロスを感じる。
 これもやっぱりホモとか、そういう意味では無いんですけども。
・・・