>>774
サーベルがガーッと輝きだして熱を持ったのがわかる。ここまでで31秒。
6秒間かけてこのグフの姿勢変更をやってます。

コレ実は、薩摩示現流です。ランバ・ラルは薩摩示現流という剣法を使ってるんです。
薩摩示現流は「一の太刀を疑わず」という精神です。
「二の太刀いらず」と考えます。
一の太刀を髪の毛1本でも早く振り下ろせって教えられるんですよ。

初太刀、1番最初の太刀に勝負の全てをかけて斬るんです。
先手必勝の強い斬撃、振り下ろしの強い落とし方っていうのが特徴なんですね。

正直、モビルスーツの性能で言ったらガンダムの方が上なんですよ。
それはもうランバ・ラルは十分に知ってる。
モビルスーツ同士の一騎打ちならガンダムが上。

最初、ガンダムは左手で盾を、右手に剣を持っている。最初はグフも同じ。

グフとガンダム
画像   http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/9/2/92d9bacb.png

これでは五分五分にはならない。
モビルスーツの性能の差の分、ランバ・ラルのグフは不利です。
だから、あえて盾を捨てて身軽になり、サーベルを片手ではなく両手で構えて頭を落として腰を下げる。

つまり初太刀で勝負をつける。だから、もう盾はいらないという方式で戦おうとしてるんです。
薩摩示現流の考え方です。

グフの初太刀です。

ガンダムは、盾を前に構えたまま走ります。
ランバ・ラルから見た目のモニターです。
ピピピッっていうふうに表示がでてます。

恐らく、ガンダムとの距離計みたいなものだと思います。
あと何秒でガンダムがこの近くに来るという。