岡田斗司夫プレミアムブロマガ
「人生相談:8年間頑張ってきた資格試験に失敗、どんなスタンスで仕事に向かうべき?」
2018/7/10 7:00
http://ch.nic ovideo.jp/okadatoshio-archive/blomaga/ar1567916

【「今後どんなスタンスで、仕事に向かえばいいのか?」たぬきさん、34歳、会社員。】

「私は司法試験の勉強を8年していました。その後、就職活動するが、法務部ではまったく評価されず、
180社応募したが、内定ゼロ、知人のつてで総合事務職に就職、ただ仕事開始から一週間程度で、
一日中PCに向かっていると飽きるし、周りをいちいち伺うというのも疲れることに気が付きました。
数カ月たっていますが、自分に合うかわからない営業職に回してもらうように言うべきか?
好きなことをするように、ゆくゆくの起業を考えていくとか、雇ってもらえるようにする必用なスキルを考えるのか?
いずれにしても、どんなスタンスで仕事していいのか、わかりません」
・・・
 この司法試験8年というのは、たぶん司法試験としてはそんなに絶望的に長いほうじゃないよね。
 そりゃ、早い人は東京大学の在学中に合格する人もいるけども、それは少ないよね。
どちらかっていうと、8年で済んでよかったね、二桁行かなくてよかったねぐらいが司法試験だと思うんだけども、
そのあと就職活動するということは、司法試験の勉強してたけど、司法試験に合格しなかったってことだよね。

 で、「法務部ではまったく評価されず、180社応募したが、内定ゼロ」ってことはぶっちゃけでいうと、
どうなのかな、引手あまたという人材にはなれなかったということだと思うんだ。