2018年06月16日12:00
「マンガでわかるアイデアの作り方!」
2015年3月8日号ニコ生ゼミ テキスト全文公開
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51548356.html


【アイデアの作り方/構造で考えて発想を広げる】

 今日の話は、アイデアの作り方っていうことなんだけども。
 アイデアを作る時っていうのは、だいたいゼロから考えるから間違いがあるんであって。
 僕の考えなんですけども、アイデアっていうのは基本的に持ってくるもんだんだ。
 「持ってくる」ね。

 つまり、作るものとか、生み出すものとか、考え出すんじゃなくて、持ってくるもの。

 で、「上手くパクれ」っていうふうに、今コメントで流れたんだけども。
パクるっていうんでもないんだよな。

 たぶんね、そのアイデアを出すタイプの人っていうのは、持ってくるという表現で、
みんな納得してくれると思うんだけども。

 下手な人ほど生み出そうとするんだ。

 で、『アイデアのつくり方』って、『アイデア』って本があるんだけど。
 アイデアっていうのは、かつてあったものの順列の組み合わせに過ぎないっていう本があって。
それはアメリカでもベストセラーになったんだけど。

『アイデアのつくり方 | ジェームス W.ヤング, 竹内 均, 今井 茂雄 | Amazon』

 まあ、その通りだと思うんだけども。

 あまりね、日本人向きじゃない。

 あらゆる組み合わせを、順列組み合わせを考えていってやるっていうのは、
大規模なブレインストーミングとかが当たり前の国の発想であって。

僕ら日本人はそういう膨大に無駄なアイデアを作っていって、
その中から1個か2個上手く作るっていうのが、そんな向いてないと思うんだよね。

 そうじゃなくて今、自分がこういうアイデアが欲しいとか、こんなものが思いつきたいという時に、
どんなふうに欲しいのかっていうのを考える。